落語楽 - わかりやすい落語の噺 -

落語の噺を綴ってます

あ〜お

【落語】池田の猪買い(いけだのいのししがい)

冷え気(冷え性)に悩む男が丼池の甚兵衛さんに相談に来る。「それなら猪(しし)の肉がええ。心安うしている池田の狩人・六大夫さんとこ行っといで、紹介状書いてやるさかい。」 と、親切に行く道まで教えてもらう。男は物覚えが悪く行く先々で道を尋ね、農…

【落語】子ほめ(こほめ) a.k.a. 赤子褒め(あかごほめ)

隠居の所へやってきた八五郎。入ってくるなり、『只の酒飲ませろ!』と言って隠居を仰天させた。実を言うと、これは『只(タダ)の酒』ではなく『灘(なだ)の酒』の聞き間違いであったのだが、八五郎の態度に隠居は呆れ、『口が悪いと損をするぞ』と忠告し…

【落語】頭山(あたまやま)a.k.a. さくらんぼ

春は花見の季節。周りはみな趣向をこらして、桜の下でのみ放題食い放題のドンチャン騒ぎをやらかすのが常だが、ここに登場するのはケチ兵衛という男、名前通りのしみったれ。そんなことに一文も使えないというので、朝から晩までのまず食わずで、ただ花をぼ…